昨日から金木に来てますが今回は津軽三味線会館館長とのやりとりのみで誰にも告げず来ました。
今年も来月の6日、7日仁太坊生誕祭プロデュース公演させて頂きます。その打ち合わせと僕自身のもう特訓をしました。場所は蒔田にあるかなぎ元気村の蔵の中。静かで静寂な空間におよそ5時間弱、1人でこもり本職津軽三味線と仁太坊八人芸まではいきませんが数人芸の特訓。
気が付いたら夜、周りは灯りもなく真っ暗です。
自宅でも練習は出来ますがやっぱり金木で練習するのは身が引き締まります。
近くは仁太坊さんが住んでいた神原、この土地は金木の中心部と神原の通過点、毎日の様に仁太坊さんが門付けで往復していたわけです。ここの元気村は当時は武家屋敷で当時ここでも門付けで弾いていたのでは、とも言われてます。そして初代白川軍八郎先生の家もすぐ近くにあります。
不思議とずっと真剣に弾いてると覗かれている様な気配がして一瞬身震いしましたが(笑)誰か来たかと外に出ても誰もいない。自分の三味線を聴きに来てくれてるのかと勘違いしてでもいいやと思いながら必死でした。
どうしても越えられない厚い壁、ずっと体当たりです。
生誕祭まで2週間、この2週間が大事。
飛び道具(電子機器)一切なしの本職津軽三味線のみのステージです。良かったら来てくださいね。
今回は中国琵琶のジャン・ティンさんをゲストにお迎えです。
納得してもらえる様なステージを心掛けたいと思います。
ここは津軽三味線発祥の地。
1音1音大事に弾きたいと思います。