「天地人宝船ツアー2009」、米沢でいよいよ開幕!
待ちに待った、天地人全国ツアー。秋晴れの9月25日、米沢市「伝国の杜」で開幕しました!
この日は、天地人の音魂開き。天地人メンバーとスタッフ一同、ホール横の上杉神社にご挨拶を申し上げ、ツアーの成功をお祈りしました。
楽屋の一角には“宝船・天地人神社”も出現。船に乗った七福神の置物が奉られて、前を通るたびに、スタッフ全員手拍子パンパン。
2日間にわたるリハも済み、みんなでエールを終えた夕暮れ時、ほどよい緊張感の中でいよいよステージ開幕。
最初、メンバーは上杉家の紋が入った米沢織の陣羽織で登場!
上杉ゆかりの地、米沢ならではの演出です。それにしても3人とも陣羽織が良く似合うのでありました。
音魂開きとなった今回のステージは、スタッフも驚くほどの迫力で、一同大満足!!
一糸乱れずリズムを刻む和太鼓奏者、しのぶちゃんの無心な姿。その肉体美と凛とした立ち姿にうっとり見惚れ、ひたむきに太鼓に向き合ってきた生き様に涙がほろり。
黒澤さんはロックギタリストを思わせる素晴らしい早弾きを見せ、周囲を新鮮な感動の渦に巻き込んでいました。日本の三味線界で、立って動いて弾けるプレイヤーは黒澤さんのみ!今更ですが、彼は世界一のシャミセニストですね!三味線のサウンドを新たに開拓していくパイオニアでもあります。
若手に囲まれた大間さんは、天から舞い降りた七福神よろしく、センターでキラキラと輝きながら絶妙なバランスを取っていました。
天地人の清々しい情熱と実力。そして真新しい音楽の存在(=温故知新のサウンド)を通して生きる喜びを多くの方に伝えられた、素晴らしいステージでした。
また、今回、天地人は現地に伝わる「宝物」をサウンドに織りこむという斬新な試みも実施。米沢織りの旗本を訪ね、機織りの音を録音し、「ヒューマンビーング」のイントロにその音を入れこんだのです。
さらに米沢のゴスペルグループともコラボ。ゴスペル隊がバックコーラスとなった「情熱大陸」は、命を謳歌する華やかな祝祭そのものでした。
ステージ終了後の天地人は、衣装丸ごと、汗まみれ。
一回のステージで何リットルの水分を放出しちゃうんでしょうね?
お疲れ様でした。
汗とともに、米沢市の皆さんに清々しい元気をたくさん差しあげることができた天地人に、「魂が震えるステージだった」という感想も届いています。
天地人はこれから芝居小屋ツアーへ向けて出航です。
木造の文化遺産の建物の中で、どんなに美しいサウンドを響かせてくれるのか、楽しみにしていてくださいね。
皆さんの日常に晴れやかな息吹と歓びをもたらすソウル&ビートユニット「天地人」。
さぁ、皆さん、芝居小屋へお急ぎくださ〜い。
スタッフ Anrie Kitazawa