2013年4月17日水曜日

まだまだ

このケース、そしてこの三味線。



僕と20年変わらず相棒として今日に至っています。まだまだ現役、そして今が一番鳴りが良いんです。季節のせいでなくこの1ヶ月程前から急に魔法がかかったみたいに音が変わりました。何故か....?さっぱどわかりません。(家にコメットさんでも来たか?(古っ!))

確かに奏法は若干変えました。それだけです。この三味線の最高の音の着地点が今だに解りません。この相棒のこれ以上は無理というゴールの音が凄い気になります。自分が追い求めてる音に自然に近づいて来たような気もします。まだまだ課題はあるものの弾く度々に新鮮なのです。



不思議だよね〜。。古き物の良さってあります。そして今は深〜い音がしてます。



鳴る三味線は今まで沢山見て聴いてきましたがそれをホントに鳴らしてる音ってあんまり聴いたことないです。



これも師匠に散々言われましたね。「鳴る三味線は鳴って当たり前だべ?鳴る三味線ならそれを本気で鳴らしてみろ!」



そしてその師匠は初代白川軍八郎に言われたって事。


そしてその師匠の仁太坊から伝えられたってこと。



一番基本の話。そして一番重要なポイントって事。



その1つの答えの音は井上勇美人お兄さんの8寸の音色。

よく成美師匠も言ってました。「兄貴の三味線は.....」←ここはシークレット。




僕も相変わらずこの20年、色んな演奏してますがいつまでもそこにこだわってます。


(ただのバカなのかもしれませんけどね(笑))