2010年6月23日水曜日

ふるさとを想う

今日は我が故郷、秋田県小坂町、明治の芝居小屋「康楽館」に打合せに行ってきました。
http://www.town.kosaka.akita.jp/kourakukan/kourakukan.htm

打ち合わせの前後で常設公演の下町かぶき組「劇団悠」の舞台を拝見しました。
和悠斗さんは最年少の座長ながら、見応えのある芝居と踊りを披露しておりました。彼のお父さんはあの松井誠さんです。
さすが、かえるの子はかえる・・・。
是非、一度康楽館に行ってみてください。絶対に損はさせませんよ(笑)。
未知国(みちのく)の山あいにある我が町、小坂。昔は鉱山町として一世を風靡しましたが閉山の宿命は免れませんでした。
同和鉱業の娯楽施設として建設された康楽館はなんとか取り壊しの危機を脱し、見事に観光の名所として再生したのでした。
現在は観光とエコの町として、康楽館、鉱山事務所、十和田湖をメインにがんばっています。

今年は、その康楽館創建100周年の佳節を迎えます。
私は歌の制作の依頼を受け、いま力を注いでいます。どうかお楽しみに。

いまや私の親戚は誰も小坂にはおりません。しかも私は一人っ子。父母もすでに亡くなり、墓しかありません・・・(笑)。
町には血の通った人は誰もおりませんが、故郷に帰るとなぜかほっとしますね。
長年の友が居てくれるおかげもありますし、有り難いことに、こうしてお仕事をいただきますので、故郷が遠のくことはありません。ほんとに感謝ですね。

皆さんも是非一度、小坂町においでください。
天地人の康楽館ライブから早や7年。
来年あたり、ぜひともまたあの舞台に立たせて頂きたいと願っている私でした。


大間ジロー